私がオーストラリア勤務になってから50歳で結婚した話です。
49歳、50歳からでも幸せの結婚ができるということで何か希望になれば幸いです。
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49歳から、もう50歳。私は結婚を諦めていました。
私は子供の頃からテキパキと何でもこなすような性格でした。
父親はとても厳しい人で兄弟はよく叱られていましたが私は要領もよく、それほど叱られる事もなく育ちました。
そんな私の将来の夢はお嫁さんになって子供を育てる事でした。
中学高校で得意だった語学をもっと学びたいと大学進学を機に上京し、そのまま東京の企業に就職しました。
やりがいのある仕事をこなしながら日々が忙しく過ぎていきました。
周りの同僚や大学時代からの友人が次々と結婚する中、気付けばもう38歳になっていました。
その時、彼氏はおろか男友達もほとんどが結婚してしまっていて私の周りに男性として意識するような人がいなくなっていました。
お嫁さんになりたいと思っていたのにもう結婚は出来ないかもしれない、そう諦めていました。
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転勤で海外へ
間も無く40歳になろうかと言うある日、私にオーストラリア転勤の話が舞い込んできました。
独身でしたので身軽に応じてオーストラリアに行くことになりました。
結婚もしないで日本にいる事も肩身が狭く辛くなっていたので、ここでリセットして気持ちを切り替えてまた頑張ろうと言う思いが強かったです。
オーストラリアでは新しい環境、新しい出会いが待っていました。
仕事や生活に慣れるまでの間は毎日が目まぐるしくあっという間に日々は過ぎていき、気付けばもう6年も経っていました。
オーストラリアでも数多くの同性・異性の友人が出来ましたが相変わらず彼氏はいませんでした。
恋愛に積極的でないのも原因だったと思います。
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主人との出会い
今の主人とはオーストラリアで出会いました。
彼は同じ職場で働くオーストラリア人で私よりも4歳年上でした。
離婚歴があり、息子を1人で育てているシングルファザーでしたが、ネガティブなところはなくとても明るくて気遣いのできる人でした。
私は気の合う同僚として接していましたがいつしか親しい友人としてプライベートでも食事をしたり映画に行くようになりました。
段々とお互いの気持ちが近付き私たちはごく自然にお付き合いをすることになりました。
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オーストラリア人の彼と結婚
その後も交際は順当に続き、私が50歳を迎えた誕生日の日、ディナーの席で彼にプロポーズされました。
「結婚してほしい、君とずっと一緒にいたい」と言われ、嬉しさの反面、少し戸惑いました。
彼はオーストラリア人で、しかもまだ16歳の息子がいます。
大きな子供とうまくやっていけるだろうか?
日本の両親に何て報告したらいいんだろう・・
しかも、もう50歳だし・・
色んな思いが頭を駆け巡りました。
でも彼のことが好きで離れたくはありませんでした。
年齢も国籍も環境も関係ない、今まで頑張ってきたようにこれからだって乗り越えられる、後悔のないように自分に正直になろう!
50歳の誕生日の翌日、私は彼のプロポーズを受けました。
海外で骨を埋めること
そして私たちは結婚しました。
日本にいる両親や親族も驚いた後、祝福してくれました。
主人の息子も日本から来た私を家族の一員として暖かく迎えてくれました。
仕事も退職し私は50歳で専業主婦になり、16歳の息子の母になりました。
今は子供の頃から憧れていたお嫁さんにやっとなれたと言う嬉しさで胸がいっぱいです。
もう自分たちの子供を授かることはできませんが、50歳で結婚してこれからの人生をお互いに支えあっていけるパートナーができた事がとても安心です。
これから先、私たちの老後も、そしてオーストラリアで骨を埋めるつもりで結婚したので両親に心配をかけすぎないように私たちならではの幸せを見つけ、幸せでいてあげたいと思っています。
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50代で結婚して考え思う事
50代で今更ですか?とか思われる事もあると思いますが、もう自分はひとりぼっちじゃないんだと思える毎日を過ごせると言う事はとても幸せで安心な事だと思います。
私の場合は主人の子供がいますので財産分与の事、お互いの両親の介護の事(介護費用なども含め)などをトラブルにならないように結婚する時にしっかりと取り決めをしました。
50代での結婚となれば、親の介護や子供がいた場合の養育費用(大学まで行かせると考えれば諸々2000万円程度)、自分たちが歳をとった時の生活費など綺麗事だけではない問題が結構な数出てくると思います。
そこは事前にパートナーである男性としっかりと話し合っておかなければいけない事案だと思います。
ですが、今とても幸せです!