36歳の女看護師。新幹線で5時間の遠距離恋愛で破局?それでも結婚してみて思うこと

こんにちは。私は30代半ばの看護師です。婚活に関する体験談を寄稿させていただきます。

普段は病院で患者さんのケアに全力を尽くしながら、忙しいシフトの中で日々の小さな奇跡に感謝しています。そんな私ですが、ふと立ち止まって振り返ると、24歳の大学生時代に経験した出会いが、今の私を形作っているんだなと実感する瞬間があります。

予想外の優しさと心の変化

でも、実は彼って、職場で孤立しがちだった私にこっそり声をかけてくれる優しい一面もあったんです。ある日の休憩室、彼が机に顔を伏せてうたた寝しているのを見たとき、「こんなに頑張ってるんだ…守ってあげたくなるな」なんて、急に胸がキュンとして。昼はバイト、夜は専門学校で頑張る彼の姿に、自然と心が惹かれていきました。

家族の事情で大きな転機

そんな中、数ヶ月後に予期せぬ知らせが…。父がリストラの衝撃からうつ病を発症してしまったんです。家族を支えるため、母の「家に帰って助けてほしい」という切実な声に応えて、既に内定していた会社を断り、実家がある故郷へ戻る決断をしました。

新幹線で5時間もかけて帰るその旅は、嬉しさと寂しさが入り混じった複雑な気持ちでした。

遠距離恋愛のリアルな壁

離ればなれになった彼との関係、最初は終わったものだと思っていました。でも、毎日のようにSkypeで顔を合わせるうちに、お互いがどれほど大切な存在かを再認識。彼から「ずっと君のことが頭から離れなかった」と告白されたときのあの嬉しさ、今でも鮮明に覚えています。

ただ、遠距離恋愛は甘いだけじゃなくて、仕事や学業、家庭のストレスがぶつかり合い、正直何度も心が折れそうになったんです。

一緒に暮らす決意とその後の日々

父の容態が落ち着き、私も新しい仕事に就けるようになった頃、彼は国家資格を無事に取得し、就職先も決まってから「一緒に暮らそう」という真剣な提案をしてくれました。母の「自分の幸せを大切にして」という言葉に背中を押され、私は再び新幹線に乗って彼の元へ。実際、同棲生活が始まると、小さな喧嘩も絶えず、ぶつかり合いの日々が続いたけれど、彼の誠実さと変わらぬ優しさで何度も救われました。

結婚してからのリアルな毎日

結婚してから3年が経ち、今では日常の中に小さなトラブルもあるけれど、お互い支え合いながら過ごしています。普段は私が家事の大半をこなすけど、休日になると彼が料理や洗濯を任されるなど、思いやりのかたまり。義実家の皆さんとも和やかで、家族みんなで過ごす時間が本当に温かいんです。

出会いの数を増やす大切さ

この経験を通して、ひとつはっきり分かったことがあります。それは、どんなに深く結ばれる出会いがあっても、人生は常に変化し続けるということ。そして、失敗や挫折も含めたたくさんの出会いこそが、自分を成長させ、より豊かな未来へとつながるという現実です。

 

だからこそ、どんなに忙しい毎日でも、慣れ親しんだ環境に甘んじるのではなく、出会いの数をどんどん増やしていかないといけないんだなって、今でも心から感じています。今婚活するとしたらマッチングアプリか結婚相談所は利用していたと思いますし、マッチングアプリなどでは、遠距離で彼と遠い場合もあると思います。それもでも私の例から可能性はあるんだとそこで切り捨てないでほしいなと感じます。