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思えば文通時代もありました。
20年近く前は携帯電話もまだ一般市民までは普及していませんでした。そんな時代に男女間の交流の場の一つだったのは文通なんです。信じられないかもしれませんが、2000年頃まではまだ文通の雑誌が本屋さんにありました。ただし、いわゆる出会い系専門誌ではなく、「バンドやろうぜ!」や「映画作ろうぜ!」といった中の一部としてコーナーが存在していました。
携帯電話の普及で始まった出会いの扉
携帯電話は恋愛においても大きな変化をもたらしました。通話品質以上に通信ネットワークは生活に革命をもたらし、男女間の出会いに関しても、それまでは見ず知らずの男女が会うことなどなかった日常に、全く新しい出会いをもたらしたのが携帯電話でした。ただし、はじめてのことだらけで出会いを悪用する側への対応も追いつかないのが現状で、携帯電話で見ず知らずの相手と接点をもつことだけでイコール出会い系、と言われる偏見の目は大きかったと記憶しています。
パソコンではその頃・・・
携帯電話の普及率が9割を超えた頃、パソコンの普及率は9割を超えていたかと言えばそうではありませんでした。
やはり少し高価ということもあったと思います。ただし、限られた容量の中でしか交流のできなかった携帯電話の世界から、少しずつ大海へと人々は流れてきました。
大海とはもちろん、パソコンのインターネットの世界でした。世界は再び大きな変革期を迎えようとしていました。
パソコンの普及。出会いの膨張。
パソコンの一般市民への普及に伴い男女間の出会いの場も大きく拡がっていきました。
個人で掲示板を作り参加者を募る人からポータルサイトが運営する出会いの場まで、時代は隅から隅まで行き届くチャンスを与え始めます。
これが出会いのビックバンです。
婚活サイトの台頭
婚活サイトが出来上がるまでには大きく分けて二つの流れがあったように思えます。一つは元々結婚を前提にお付き合いする男女を募り、ネットお見合い形式で出会いを提供することを意識して立ち上げられた会社。
もう一つは最初は出会い系・恋愛系から始まり、世の中の晩婚化の流れに乗って正統派お見合い系へと変化をしてきた会社です。
後者の方は時代が要求した形に会社側が寄っていったという意味で変化せざるを得なかったと言えるかも知れません。
なぜネットなのか?ネット婚活の優位性って何?
先程上げた二つのパターンの参入に加えて、今では新規参入の業者も増えています。では、なぜネット婚活が受け入れられているのかを考えてみたいと思います。
【1】自分の時間(ペース)で婚活できる。
【2】出会いたい相手を細かく検索できる。
【3】安全性(サイトにもよる)
【4】街コン等より格安で多くの人の情報が見られる。
【5】文章から伝わる誠実さをチェックできる。
思い付くままに書いても、これだけのメリットがありました。
男性の草食化と言われる現代、積極的になれない男性も実際多くいると思います。
また、それに伴い、日常、男性と出会う機会が少なくなっている女性も多いと思います。ネット婚活は昔の出会い系とはだいぶ異なります。
あの頃出会い系を肌で感じていた世代がネットからの恋愛に抵抗があることは理解できます。しかし、今やネット婚活を使う人は増え続けています。
大きな理由は「本気で結婚したい!」という人が増えているからでしょう。
恋愛ニートになってしまっている
特に都会の男女にとっては選択肢があり過ぎることが返って選択肢を狭くできない要員になり、恋愛ニートへと繋がっていると言えなくもありません。
先程、私が上げたネット婚活が受け入れられている理由のうち、最も私がお相手を見る時参考にしたいのは、最後の文章から伝わる誠実さです。
文通雑誌の時代とは偉い違いかな
話しは最初に戻りますが、文通雑誌しかなかったあの時代と今のネット婚活は(SNSや婚活サイト含む)最終的には同じチェック項目でお相手を判断しているのだと感じました。
なので力を入れて緊張するよりは、リラックスをして、最後は自分でお相手の性格を文章から判断する目をもって望むつもりでいれば足下を救われる危険性はまるでありません。
ますは文通友だちを作るつもりで参加するのもありだと思います。
ネット婚活を利用してみたいなと感じる場合には、そういったランキングを参考にしてみると良いかもしれません。