この記事では、39歳の女性が結婚する場合においての「現実的な話」と「その対策」をお話していきます。
なお39歳という年齢を現実的に見るもののため、少々心苦しいと感じる箇所があることを念頭に置かれての閲覧を推奨いたします。
ご了承くださいませ。
この記事の目次(押すとそこへ飛べます)
まず40歳という年齢は人生の分岐点である
現在の日本女性の初婚平均年齢は29歳です。「39歳」という年齢は平均の初婚年齢から考えると10年以上経つという計算になります。
ただし、39歳という年齢まで未婚であるといっても今後結婚が難しいというわけではないので「40歳」という人生の区切りを前に、自分自身を見つめなおすタイミングと考えることができます。
自分自身の「経験値」が結婚を考えた時の「武器」になることは一つ事実です。
生活・精神的にも自立している年齢
「39歳」という年齢は生活面・精神面で自立していると言っていいでしょう。
仕事や趣味、友人関係と社会人になって様々な経験をこなしてきたからこそわかる対人とのコミュニケーション方法。
さらには、親族や兄弟にまで配慮できる「人間力」が若い世代に比べて、格段に高いことは結婚生活を考えた場合には非常に強い武器になってきます。特に40代前後の男性は年上の女性を好む男性の数が多くなる傾向にあります。
なぜかと言えば男性は40代を超えると、子供を産むことよりも一緒いて楽しい人。笑いや辛さを共有できる女性を探している男性が増えるためです。
そもそも子供が欲しければ男性は40代に入る前に30代前後の女性と結婚していると考えられるからです。
でなければ体力的に子供を育成することは困難になります。
男性が一緒にいたいと思える女性と暮らす。その観点では、39歳の女性の人生経験から来る落ち着きや包容力は、とても魅力的に映る部分になります。男性も自分の意見を否定してくる女性と一緒にいたいとは思いません。
そもそも40代まで結婚せず一人でいたということは、それだけ仕事が好きで熱心だったか、仕事が嫌いではないが日々、仕事に追われていて、女性のことを考えている余裕などなかったことになります。
どちらにせよ、仕事への想いは相当なものなはずです。
それを否定してくる人は女性のみならず男性からすれば敵と見なされるでしょう。
自分のことを「否定しない女性」=包容力がある女性こそ40代の男性に求められる女性像となります
そのため「39歳」という年齢は、「人間力」や「他人を認める包容力」があるので、しっかりとその点を普段から積極的に見せていくべきかと思います。
ここで注意頂きたいのは、「人生経験」と聞いて、他人にそれを見せびらかす必要があるんだと、勘違いされることです。
人生経験はあくまで落ち着きや包容力を表に出すための原動力に過ぎません。(ここ注意してください!)
男性と出会った時に「私はあれもこれも経験したんだから、あなたよりも利口なのよ」といった雰囲気を出すことはNGです。
どの男性も自分の考えを押し付けたり、利口っぽい女性を求められているわけではありません。
あくまで、自分と一緒にいて楽しい人、落ち着ける人を求めています。この点のみ注意してください。
もう一度書いておきます。
・包容力とは、自分のやってきた人生経験を見せびらかすことではありません!
=見せびらかした場合、それが相手男性と真逆の人生ならば間接的に相手を否定しているのと同じ状況になる可能性があります。
・一緒にいて、家にいるかのような雰囲気になるほど落ち着ける相手を求めています。
人生の残り半分を楽しむために「婚活」
日本人女性の平均寿命が80歳を超える中、39歳といえば、ちょうどその半分ほどになりますね。
残りの人生を考えた時に「家族」「友人」「仕事」といったコミュニティに加え、まさに半生を共にする男性を探し、新たなコミュニティを自分自身で築いていくことには、人生の中で非常に大きな意義があると思います。
前述の通り、自分自身の人生の中で築いてきた経験を武器として婚活を始めましょう。また、同性異性を問わず、結婚生活について良い部分や悪い部分をいろいろ教えてもらえるところも大きなメリットです。
いくら人生経験が豊富でも実際に経験していない結婚生活については、経験者からしっかりリサーチしておかねばなりません。39歳という年齢で初婚をデメリットと捉えるポイントは想像しているよりも無いと感じます。
39歳の女性は良い男性と出会えないの?
「40代近い女性」・・・男性からこの年くらいの女性はどう見えるでしょうか?
前半で包容力のあり、それを積極的に見せていくことができる。
そう話してきました。
しかし、それは40代以上の男性から見た場合と積極的に包容力を自覚し振る舞う場合の話です。
例えば、20代位の男性から40歳近い39歳を見た場合。この年齢は、「とても年上でお姉さん」という感じの印象でしょう。
同じ30代以上の男性ではどうでしょう?
30代前半では、やはり「お姉さん」かもしれません。しかし、同い年やそれより上の年の男性なら「お姉さん」とは見られませんね。
男性は若い女性が好きという一般論がある中で、39歳の女性はもう結婚なんて無理!
とか「この年ではステキな男性との出会いは期待出来ない」と思い込む女性が多い傾向にあります。
しかし、現実には、39歳でも幸せな結婚をした人が沢山いるのも事実。
「縁」というのは本当に不思議なもので、もうこの年まで一人だったから結婚はしないかなと思っていた39歳の女性が、転勤した先の職場で知り合った男性と意気投合、そして熱愛。
結婚して周囲にも「こんなに幸せなんて信じられない」と思わずそのラブラブっぶりを語ってしまった、なんて話も実際あるのです。
逆に39歳では幸せな結婚なんて無理と考え諦めている女性は宜しくない結果にあるのもまた事実。
積極的な行動が「前提」になってきます。
ただし、上記の例は一例ですので、みんながみんな職場での出会いがあるかと言えば、それは難しいです。
ですので、今までの生活環境だけでは縁を待っていても訪れるものではありません。
何事もそうですが、自分から動くことが必要です。
特に、男性に対しては日本女性は控えめになってしまっていますね。
でも、それでは折角の縁を逃がしてしまいます。
友達に紹介してもらったり、お見合いをしたり、合コンに参加してみたり・・・。
まずは思いつく限りの出会いの場にどんどん参加していきましょう。
世の中にはあなたと同じ気持ちで真面目に結婚を考えている40代前後の男性も大勢いるのです。
お見合いが堅苦しく感じるようなら、婚活サイトは如何でしょうか?
サイトなんてと思われるかもしれませんが、大手の会社が責任を持って運営している婚活サイトも多くあり、現在利用者が急増中です。
特に異性と縁がない職業も世の中には多いです。
【関連記事】結婚できない女性に多い職業<上位5位>
そういった機会に恵まれない方々も近年、婚活サービスに参加している率が高いため、
スマートフォンが一般的に普及しだした2011年辺りから倍以上の利用者が増えています。
特に婚活サイトというのは、
多くの候補の中から、自分の理想の男性を紹介してもらえるので、まず最初から候補を絞ることが出来るのが利点です。
39歳女性の結婚の障害になっていること
歳を経るにつれて、交際相手は結婚相手になるかな?と見る様になるのは、男性も女性も同じです。
現在、目の前に居る男性を結婚相手として見た時、女性の場合、彼の経済力などが、当然、計算に入って来るでしょう。
39歳ともなれば、色々な情報が入って来ます。この情報過多による厳しい「女性視線」が、女性の方から男性を切り捨てて見てしまう、という悪傾向を生み出します。
他方で、女性自身の方も、39歳という年齢から、自分を「男性視線」で見て、低評価を下してしまいます。この「女性視線」と「男性視線」の二重苦が、結局39歳の女性の婚活の障害になっていると言えるのはないでしょうか。
39歳の女性に男性が期待すること!
仮に、外見が20代だったとしても、39歳の女性が若い女性の服装をすることは、男性から見て、あまり好ましいものではありません。
似合う似合わないの問題ではなく、その女性の中にある「幼児性」に冷めてしまうのです。これは、女性の方でも、男性に対して持つ考えではないでしょうか?
むしろ、男性が39歳の女性に求めるのは、前述の通り、「包容力のある落ち着いた大人の女性」だと言えます。或る種の「マザコン」的な本能を、男性から引き出すことができる女性が、39歳でも全く問題無く恋愛、そして結婚できる相手を見つけることができるのではないでしょうか。
そうは言っても…。
そうは言えども、「好み」は多種多様であることも否定できません。
あくまで上に述べたことは「傾向である」ということも忘れないで下さい。
例えば「永遠の青春」を標榜する男性は「若作りをした」年増の女性と気が合うかも知れない。こう考えると、自分の生き方を変えてまで恋愛や結婚をしたくない、という方には「婚活サイト」などのソースを使うことは、完璧に理に適っている、と言えると思います。
「39歳」と「40歳」とでは印象が大きく違うものであり、男性から見ると30代女性と40代女性になるので、できるだけそのぎりぎりの39歳に積極的に動くことで恋をチャンスを見つけていきたいものです。
とはいっても、このくらいの年齢になると自分から積極的に異性に近づいていくこともなかなかできないものであり、その機会を探すのも容易ではないのです。
その点でできることは「結婚相談所の利用」です。
え?結婚相談所を利用することが良い?
結婚相談所はお金を払って入会し、価値観診断をしてプロフィールを作ります。このプロフィール作りがとても大切になります。
自分のアピールポイントをじっくり書くことができますし、写真は最もきれいなものを載せることができるのです。自分の趣味や特技、家庭的なところも好感されますし、自分の魅力を存分に示すことができることになります。
男性たちはリストを見て、自分に合うような女性を探していくのですが、39歳であれば、30代と40代そして50代の男性たちからチェックを受けて注目される可能性がかなり高いです。
けれど、これが40歳女性となると、30代男性たちはチェックしない、あるいは候補としては遠慮してしまうかもしれません。
女性としては自分を結婚相談所に載せたことで、後は男性からの連絡を待てばいいというスタンスなので、恥ずかしさもないですし自分から異性に声をかけなくても、男性の方から勝手にアプローチがあり、マッチングカウンセラーが仲介してあなたへ連絡をしてくれます。
言ってしまえば、面倒がなく自動で出会いがやってくるという代物です。
結婚相談所を通してデートやお見合いをする時
結婚相談所を通して知り合うことができて「デート」あるいは「顔合わせ」ということになれば、とても緊張することになりますが、必ず深呼吸や前持った準備などで「リラックスすること」を忘れないでください。
そして、冷静に相手の良いところを見るようにします。
第一印象はとても大切なので、プロフィールと違う印象を与えないように爽やかで笑顔を作ることを意識し、ある程度会話のネタ(20個ほど)などをスマートフォンのメモアプリでメモしておき、楽しい雰囲気作りの工夫を心がけていくことで、その後もより良い関係を築ける可能性が高まります。
それでも、相手との会話が異常に途切れたりした場合には、価値観があっていない可能性が高いため、早めに見切りをつけて、気を落とすなどする必要はありません。なぜ、今回の男性がダメだったのか?をマッチングカウンセラーにしっかりと伝えて次の出会いに備えましょう。
結婚相談所は高いんじゃないの?
「結婚相談所は高くて利用できない」といったイメージがあります。
確かに、平均で入会金は10万円~20万円。月額費用は3万円以上が普通です。さらに成婚した場合にも30万円が追加して掛かってしまう結婚相談所も多く存在します。
しかし近年では、入会金3万円、月額費用は1万円以内で利用できるゼクシィ縁結びエージェントという結婚相談所も登場しました。
結婚相談所も数年前よりも利用しやすい手軽なサービスになってきています。
この流れは飛行機の格安航空になって、飛行機が安く使えるようになった流れと似ていますね。
<1>日常的に、男性がいる出会いの場へ自ら休日を返上して出向く方法
<2>結婚相談所に登録して、あとは男性が勝手にアプローチしてくれる結婚相談所
どちらでも、選択肢としてはアリだと思います。
しかし、<1>だとものすごく時間が掛かってしまうのは覚悟しておく必要があります。