【夫の収入による?】結婚式と新婚旅行の貯金すべき総額の費用っていくら必要なの?

人生の一大イベントである結婚式。

 

それまで他人同士だった二人が夫婦として同じ道を歩みだすのですから、それまでの人生とは全く違う人生の始まりと言っても良いでしょう。

人生の大きなターニングポイントでもある結婚には、一体どれほどの費用が必要なのか?

結婚をいずれしようと考えている場合には、一度目を通してみてください。

 

結婚式にかかる費用とその後の新婚旅行と特に生活に慣れ落ち着くまでの半年間に必要となってくる費用について、以下にまとめました。

結婚式の費用50万円から〜300万円

結婚式にかかる費用は、その内容や規模によって大きく変わります。一昔前に比べ、大きな会場で大勢の招待客を呼ぶ“派手婚”は減少傾向にあります。

 

その代わりに“家族婚”と呼ばれる小規模な結婚式を選択するカップルが増えています。

両者とも長所も短所もありますが、費用の面では大きな差があります。

 

派手婚には当然ながら多額の費用がかかります。

披露宴で振舞われる料理、式・披露宴の演出、引出物の内容などによって差はあります。

 

しかし、どんなに良心的な結婚式場だとしても300万円は必要です。

 

料理や引出物のランクを下げたとしても、200万円は最低でもかかるとみておいた方が良いでしょう。

しかし、派手婚では招待客が多い分、ご祝儀の額も大きくなります。

 

招待客を選び、内容を考慮すれば自己負担0円で式を挙げることも可能です。

 

 

しかし、そんな考えで結婚式をしても、招待客にはそれが伝わってしまうものです。

 

後々「良い結婚式だった」と言ってもらうためには、招待客側の立場に立った結婚式にする必要があります。

 

一方、家族婚と呼ばれる小規模な結婚式であれば、費用は抑えられます。

中には披露宴を行わないカップルもおり、その場合では50万円もあれば十分です。

 

もっと少額のプランを打ち出している結婚式場も数多くあります。

 

披露宴を行うにしても、招待客が少ない分会場も小規模で良く、料理や引出物にかかる費用も少額で済みます。

 

内容にもよりますが、100万円程度で事足りるでしょう。

 

 

このように結婚式に関しては、規模や内容によって大きな差があります。

 

自分たちの考え方、こだわり、貯金額によってその内容を決めるのが良いでしょう。

新婚旅行

新婚旅行も結婚式同様、行先や内容で大きな差が生まれます。

 

せっかくの機会だから、と普段行けないような場所を選ぶカップルが多いです。

 

 

しかし、仕事の休暇日数の関係もあり国内で済ませた、という声も聞きます。

 

旅行会社が提案するハネムーンプランでは30~50万円程度のものが多いので、その程度の予算を想定しておけば良いでしょう。

引越し

引越しに関する費用は大きく分けて二つ。

 

敷金・礼金などの初期費用と家具家電を揃える費用です。

 

 

結婚して相手の家で同居したり、家を買う人もいますが、多くのカップルはまず賃貸物件に新居を構えます。

 

そのときにかかるのが初期費用です。

 

 

入居の際に発生する敷金・礼金や管理会社への仲介手数料、前納の家賃が主な項目で、物件によって大きく異なります。

 

 

しかし、だいたいは、30~50万円程度かかります。

 

家具家電も揃えなければなりません。

 

 

お互い一人暮らしである程度の家具家電が揃っている状況なら良いのですが、一から買おうと思うと50万円はかかります。

 

家具家電にこだわりのある人であれば、100万円以上かかることもあるでしょう。

結婚してからの半年の生活費

結婚してから半年程度は、お互いの生活リズムのすり合わせになります。

 

新しい生活が始まり、お互いにストレスが溜まるため衝突も多くなります。

 

 

結婚して半年は、生活費を切り詰めないようにした方が心に余裕が生まれます。

 

節約しようとするあまり相手の些細な失敗が目につくようでは今後の結婚生活にも支障をきたします。

 

 

そのため、まずは節約など考えずに新生活に慣れることを最優先にするのが無難でしょう。

 

家賃は収入の20~30%程度が妥当だとする考えが一般的です。

 

電気・ガス・水道の光熱費は月2万円、食費は月6万円程度と考えておけば、無理なく生活することができます。

夫の収入にもよる?

ただし、この試算は夫の年収が平均程度であると仮定してのものですので、夫の収入によって大きく変動します。

 

高収入な夫であれば当然もっと高い生活水準や結婚式を求めることができますし、収入が低ければランクを下げざるを得ません。

結婚式や新婚旅行にしろ生活水準にしろ、身の丈に合ったものにすることが重要となります。

夫とは相談するべきなのか?

お金に関することは、夫とよく相談して決めるべきです。

 

たとえ結婚当初は妻も働いていたとしても、出産を機に夫の収入に頼らざるを得なくなる可能性も大いにあります。

 

 

お金に対する価値観は人それぞれですし、一緒に生活をする上でとても重要な問題です。

 

早めに相手の考え方を把握しておき、自分の考えとすり合わせておいた方が、後々のトラブルを避けられるでしょう。

 

 

以上を踏まえ考えていくと…。

 

一般的な結婚式を挙げ新婚旅行に行き、一緒に暮らすための引越しをするには、結婚当初の貯金額は合計で400万円程度あれば安心です。

しかし、もし全く貯金が無かったとしても結婚式や新婚旅行を諦めるという選択肢もあります。

 

結婚=結婚式と考えると多額の貯金が必要ですが、結婚=入籍という考え方でしたら貯金ゼロでも結婚はできます。

 

 

「結婚するのに○○円必要」という考え方よりも「○○円あるから~ができる」という考え方をする方が合理的ではないでしょうか。

 

こだわりを捨てられないなら目標の貯金額に達するまで結婚を見送るのも良いですし、諦めて身の丈に合ったものにすることも大切です。

結婚は人生の一大イベントです。

しっかりと考え、相手と相談しながら後悔の残らないものにしましょうね!