現在私は30歳です。昨年にアメリカ人の夫と国際結婚をしました。
夫が日本に長期出張で来ている時に知り合いました。3か月ほどの出張の時に知り合ったため、最初はお付き合いという雰囲気でもありませんでしたが、彼が国に戻り毎日のようにメッセージを送ってくれたのをきっかけに交際がスタートしました。
夫は上司にお願いしてまで日本出張の機会をつくり、改めて私に会いにきてくれたのです。お互いに盛り上がったこともあり、夫はその出張の時にプロポーズをしてくれたのです。とてもうれしく思いました。
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焦った結婚で結婚式もできず
20代後半と年齢的にも結婚を焦っていたこともあり、30歳の時点で彼からのプロポーズと結婚をすぐに承諾。彼は一旦米国に戻り、私が移住するためのビザの手続きを始めました。約半年かかってフィアンセビザを取得して渡米。
渡米後、二人で市役所へ行き略式の結婚式で結婚しました。そこから永住権申請を始めて、現在は渡米から約1年です。
結婚式も本当は、ウェディングドレスを着て華やかにしたかったのですが、夫は「それは花嫁がお金を出して企画するものだ」と言って協力してくれませんでした。
フィアンセビザや永住権、引っ越しで、すでに50万円以上のお金がかかっています。確かにお金もないため結婚式を盛大にやるなんてお金は当然なく、そこは仕方がなく諦めています。けれど、今思えば、私のことを大切に思ってくれているのであれば、結婚式を思い出にしたいと思ってくれても良いとは思うのですが・・・全くその素振りはなく、代替案もありません。
国際結婚をする前には彼に想いが馳せるばかりで都合のよい部分しか見ていなかったので、気が付きませんでしたが、
もしかすると、この時にはすでに、夫の本性が出ていたのかもしれません。
仕事ができないことで夫が豹変
渡米してすぐは、労働許可もなく米国内で仕事をすることもできません。もともと、英語も得意ではなかったので、生活費に関しては夫に頼りっぱなしです。最初は専業主婦でいいよと言ってくれていた夫も渡米してからは様子が変わってきました。
まず、夫婦で共同口座を持っていたほうが今後のために何かと安心じゃないかという提案を一蹴しました。「欲しいものは買ってやるから俺に従え」と言うのです。渡米後には車も新しく購入し、ローンがかなりある様子が見て取れました。しかし、私も働いていないので文句は言えません。
日本に理解のない夫
夫は日本に居た期間も短く、日本語は理解できません。英語での会話も怪しい私に対して、あからさまにイライラした態度で接するようになりました。食事に関してもそうです。
日本食を出すと必ず手をつけません。メキシカンやハンバーガー、ステーキやバーベキューなどこってりしたアメリカの食事しか食べません。夫婦の食事は毎回別々に取っています。食事の時も夫婦の会話はほとんどありません。
耐えることも必要
年齢的にも子どもが欲しいですが、それも現状では難しそうです。唯一夫に感謝しているのは、学校の入学手続きをしてくれて無料ですがESLに通わせてくれることです。家から出て外部と接触する時間があることが救いです。
まだ、結婚して1年なので離婚までは考えていませんが、努力をして語学を習得して仕事を得るまで耐えることが大事と自分自身に言い聞かせています。
国際結婚をする前に見極めを
国際結婚は、結婚の段階でもお金と労力をたくさん使います。
日本で暮らしていた時は、自分のためにお金を使って自由に出歩いて暮らしていましたが、今はどこに行くにも夫を頼らなければいけません。
最初は外国人特有の甘い言葉に誘われてしまいましたが、もっと彼がどんな人間なのかを周りの人に聞いてみるべきだったと後悔しています。
国際結婚は勢いで結婚すると本当に後悔するかもしれません。きちんと夫婦の実生活を協力していける人かどうか、自分が働いて生活していける環境かしっかりとあるのか、もっとそこらへんを良く考えなければ国際結婚は控えなければいけませんでした。