元・結婚広告社OLが辛口評価。楽天オーネットとエン婚活エージェント2社を比較してみた【評価】

楽天オーネットとエン婚活エージェントの比較

結婚広告社OLである私が、2社の結婚相談所を比較して辛口に評価していきます。

結婚相談所としてCMを打っていて、電車の広告でも見かける「楽天オーネット」と

結婚相談所で初のWEBで完結し、相手と出会うまでほぼほったらかしが特徴の「エン婚活エージェント

 

今回はこの2社のサービスを客観的に比較していきます。

それぞれ入会者数と男女比率の違い

エン婚活エージェントは、会員数が19,000名以上。対する楽天オーネットの会員数は、48,000名以上となっています。

 

単純な会員数だけで言えば、楽天オーネットの方が、圧倒的に多いですね。

 

しかし一方で、男女比率は、まずエン婚活エージェントは、男性会員数が8,763名(45%)、女性会員数が10,705名(55%)。

 

楽天オーネットの方は、男性会員数が26,341名(54%)、女性会員数が21,660名(45%)となっています。

 

全体の割合から見ると、男性が利用する場合はエン婚活エージェント女性が利用する場合は楽天オーネットの方が有利だと見えるでしょう。

 

ただしこれは、エン婚活エージェントがコネクトシップに加盟している点を除いたら、の話です。

 

このコネクトシップとは、ゼクシィ縁結びエージェントやパートナーエージェントなど、その他の加盟結婚相談所との連携を図るプラットフォームのこと。

 

つまり希望すれば、違う婚活サービスの利用者とも出会えるシステムになっています。

 

コレクトシップ自体のトータル利用者数はおよそ60,000人もいるため、エン婚活エージェントにも会員母数のデメリットはほとんど「無い」と言っていいでしょう。

それぞれの「料金・費用」の違い

エン婚活エージェントの料金体系は、1コースしかありません。

 

・登録料:9,800円

・月会費:12,000円

・入会金、お見合い費、成婚料:無し

 

楽天オーネットの方も、同じく料金体系は1コースのみとなっています。

 

・入会金:30,000円

・お見合い料:76,000円

・月会費13,900円

 

比べてみると、単純な金額はエン婚活エージェントの方が安いですよね。

 

またエン婚活エージェントの場合は、3カ月以内に異性に出会えなければ全額返金という保証制度もあります。

 

短期決戦を仕掛けたい人は、エン婚活エージェントを利用すると良いでしょう。

 

とはいえ楽天オーネットの場合も、自動のデータマッチングで毎月6名、ウェブ会員検索から毎月8名、写真検索で毎月10名と出会うことが可能。

 

エン婚活エージェントと比較すると、料金はやや高めの設定となっていますが、その分豊富な選択肢の中から、相性が良い相手をじっくり選ぶことができます。

 

さらに2社とも成婚料が発生しないというメリットがあるので、金額の面だけで言えば、自分の婚活スタイルに合った方を選ぶのがベストでしょう。

それぞれの店舗数は?

エン婚活エージェントは、来店不要の婚活サービスとなっています。提供エリアは、関東は1都6県、関西が2府5県、東海が3県、その他1道3県です。

 

対する楽天オーネットも、基本的には来店不要の婚活サービスですが、各種無料体験やオプションのアドバイザーとの面談、イベントやパーティなどのため、全国各地に支社が設置されています。

 

 

・北海道に6店舗

・東北に6店舗

・関東に12店舗

・中部に9店舗

・関西に6店舗

・中国に5店舗

・四国に3店舗

・九州・沖縄に9店舗

※執筆時点の話

 

トータルで全国に40店舗以上となっており、選択肢が豊富ですね。

 

東北地方や四国地方、九州・沖縄地方などは、どうしてもエン婚活エージェントの担当エリアから剥がれてしまうもの。

 

そのため東北と九州に住んでいるなら楽天オーネットの方が利用しやすいでしょう。

それぞれ入会後は何するの?特徴的な違う点は?

エン婚活エージェントは、利用開始時の来店は必要ありません。まずはマイページを作成し、メールで各種必要なデータを提出します。

 

入会の申し込みを行ったら、審査や契約締結のステップに進み、プロフィール作成や担当コンシェルジュなどが決定。

 

このとき、結婚の価値観診断を受けたり、理想の結婚相手などを登録し、実際の紹介へと移行していきます。

 

また毎週水曜日に、希望に合わせた相手が6名以上紹介されるシステムになっているほか、自分から相手を検索していくことも可能。

 

お互いの希望がマッチングすれば、初回のコンタクトが決まりますし、エージェントシステムによって、具体的な場所やスケジュールも調整できます。

 

そしてここから、交際や成婚へと移ります。この成婚までの期間は、平均で5.3カ月です。

 

一方の楽天オーネットの場合は、入会後のフローが、ユーザーによって異なりやすいという特徴があります。

 

まずはウェブ上で婚活計画を作成。入会手続きもオンライン上で行えるので、必要書類を提出し、活動スタートです。

 

データマッチングやお相手検索、メールのやり取りなど基本的にすべてオンライン上で行えますが、近くの支店を利用して、無料体験やイベント参加なども行うことができます。

 

そして良い相手が見つかったら、活動休止を申請して、交際に進むという流れになっているのです。

2つの結婚相談所スタッフは何をしてくれる?

エン婚活エージェントは、活動スタート時に担当のコンシェルジュが決まります。

 

仲人型のシステムとなっており、入会時には婚活プランの作成やプロフィール作りのサポート、服装や告白のアドバイスなども行ってくれるんですよ。

 

初回のお見合い時には、お相手からのアンケートを基に、丁寧なフィードバックを完備。交際から成婚のステップでも、定期的な活動のチェックや相談に乗ってくれます。

 

対する楽天オーネットの場合も、担当アドバイザーが成婚までトータルでサポートしてくれるシステムです。これはエン婚活エージェントと基本的に同じですね。

 

ただし、楽天オーネットの場合は、全国40店舗以上ある支店に気軽に訪れることが可能。プロフィール作成や交際のアドバイス、お相手検索や紹介などを行ってくれます。

 

このようなより細かいコミュニケーションサポートを、対面でもオンラインでも行ってくれる分、楽天オーネットは料金が2倍以上も高いです。

何年やっている歴史・事例があるの

エン婚活エージェントは、エン・ジャパングループが提供している婚活サービスです。

 

2016年から始まったフレッシュなサービスで、大手グループならではの実力で、短期間で豊富な実績を積み重ねてきました。

 

コネクトシップをはじめとした、新しい取り組みにも積極的なので、忙しい現代人におすすめ。

 

最新のシステムを活用することで、ストレスなく婚活を行えるため、効率を重要視したい人向けです。

 

一方、楽天オーネットは、2008年にスタートした婚活サービスで、エン婚活エージェントよりも長い歴史を誇っています。

 

楽天グループの子会社で、楽天のネット事業のノウハウをフル活用した、長く豊富な実績が魅力。古く歴史があるサービスを利用したい場合に向いているでしょう。

それぞれ適している年齢は?

エン婚活エージェントの利用に適している年代は、男性は30歳以上、女性は25歳以上となっています。

 

これは、国税庁の民間給与実態の統計データをもとに、平均年収と照らし合わせた結果です。

 

そもそもエン婚活エージェントの年収構成で最も多いのは、男性が401万円から600万円、女性が201万円から400万円。

 

そしてデータによる現在の平均年収は、男性のボリュームゾーンを越えるのが30歳以上、女性の場合は20歳以上となっているのです。

 

同じ方法で考えると、楽天オーネットの利用に適している年代は、男性は30代前半から40代前半、女性は20代後半から30代前半と言えます。

●【関連記事】元・結婚系広告社OLの私から見る『名前』が似ているエン婚活エージェントとパートナーエージェントの違いって?

2社をまとめると…

結婚相談所である2社の比較まとめていくと・・・

楽天オーネットの場合は、

【メリット】

・楽天オーネットは会員数が膨大でアプローチ先は多い

・通販の楽天で有名であること

・基本的なアプローチも連絡もオンラインで行えること

 

 

【デメリット】

・エン婚活と比べると2倍以上も料金が高い。特にお見合い料が7万円もかかる。

・店舗が多すぎて、接客がまばらになる可能性がある。クオリティーの維持が大変。

・基本的な婚活はネットで行うのであれば、同じくネットで行えるエン婚活エージェントと比べると楽天オーネットは割高に感じる。

 

エン婚活エージェントの場合は

<メリット>

 

・会員数自体はオーネットに劣るが他社の会員も紹介してもらえるため会員数が少なくて楽天オーネット並みにアプローチできる。

・業界でトップクラスで安くて手頃である点

・出会えなかった場合の返金保証まであるので、入会の不安がない。

・安いのにデートを申し込める対象は楽天オーネットとそこまで変わらない。

・ほぼほったらかしで、婚活ができてしまう。

 

<デメリット>

 

・店舗費用を節約しているためスタッフからの直接の指導はない

・ネットでいきなり決済画面が出て、入会するのがちょっと心理ハードルがある

・会うまではWEBで全て済むため機械嫌いな場合は少し抵抗があるかも

 

 

以上を踏まえると、

 

比較的若くてスマホやネットの操作がそこそこできる場合は、忙しくても「ほぼほったらかし」で利用できるエン婚活エージェントがおすすめ。

 

逆に、「楽天」に強いこだわりがあり、知名度が全てだと考えている場合は楽天オーネットがおすすめです。

エン婚活エージェントをもっと詳しく知りたい場合

エン婚活エージェントはスマホを使える場合には、婚活で一番有力な候補になり得るポテンシャルを秘めています。そのため、より詳細に理解できるように、以下の記事を用意したのでご参考になれば幸いです。

 

>【多くの方に合わせて読まれています】エン婚活エージェントとパートナーエージェントどちらに入会すべきなのか?年齢別に比較してみた

ネット入会した場合にすることになる5つをまとめました。こちらの記事は入会を検討している場合にお役立ちます。

>【関連記事】エン婚活エージェントに入会後、あとは「王子様を待つだけ」の状態になるまでにやること5つ

 

一度、離婚してバツイチの女性も普通に結婚できるのは良い点ですね。

>【体験談】バツイチの私でも、エン婚活エージェントに入って三人の男性と出会ってみた感想

 

年収が300万円の男性が5ヶ月ほど在籍しているとほぼ自動的に、女性を30人以上紹介してもらって、一人と交際できているケースもあります。

>【体験談】結婚相談所エン婚活に入会したら年収300万円でも会ってくれる女性がたくさんいた話

 

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