現在の日本の平均年収を見ると、年収600万円から年収650万円というラインは40代後半から50代前半のサラリーマンにあたります。
今の日本の一般企業に勤める普通のサラリーマンでは、これくらいの年齢にならないと年収650万円に9割近くが届かないのです。(バブル期ならば多くいました。)
バブル期には650万円の男性がごろごろいたらしいけど、今じゃちょっと難しいよね?
難しいですね。
人口減少とか言われますが「65歳定年」も終わって来て、「高齢者をもっかい雇用しよう!」とか「外国人も使おう!」って労働者の供給が全然減ってないんで、給料あげるのは難しいですよね。
だよね。
あと、バブル期は「昔は良かったなー」なんて小言ばっかりな無能上司も多かったよね。
筆者も、数多くの婚活サービスを体験してきましたが、年収650万円の男性は筆者が2年活動してきて、1人か2人いたら良い方でした。
現実的には、年収650万円になるためには、40代後半から50代前半では多くの人が結婚して家庭を持ち、子供もいるので、婚活の場に出てこない点が挙げられます。
じゃあ、どれだけ年収650万円の男性は存在しているのか?国税庁のデータから伺ってみましょう。
まずは、以下の国税庁のデータを見てください。
(※国税庁の実態調査統計データから参照しています。)
これは、業種ごとに「年収10万円から800万円までの会社員が、日本にどれだけの割合いるのか?」を表しているデータです。
飲食業とホテルなどの「宿泊業」には年収99万円以下がほぼ3割います。ほぼ3人に1人は年収が99万円になってしまうということです。月収ではなく年収ですからね。
飲食業はやっぱり厳しいね。
そういえば2019年には、唐揚げを床に擦り付けているシーンを動画に撮影して「インスタ」にアップしてた学生がクビになってたね。
あれ僕も観ました。観た時は「もう行くのやめよう」って素直に思っちゃいましたよ。
他にも、小売業で働いている場合も、9人に1人は年収99万円台になります。小売業は宿泊業よりも働いている人が多くいるジャンルです。
さらに国税庁のグラフで「年収100万〜200万円以内」を含めたら、小売業界は3人1が199万円以下の年収ということになり、首都圏では、結婚しても生活の余裕は全くありません。
また、サービス業も働いている人口は多いですが、「200万円以下」は3人に1人です。これを見ると、業務に「接客」の割合が多い職種ほど、低年収が多くなっている傾向にあります。
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年収を上げたい場合はどうすればいい?
例えば、あなたか、彼氏(旦那)さんの年収が好ましくなくて、以下の4つの業界に勤務されている場合の話ですが、
・「飲食業」
・「ホテル業」
・「小売業」
・「サービス業」
国税庁のデータから、あなた(or彼氏さん)が別の業種に転職することで、年収が上がることは十分に可能だと理解できると思います。
これは朗報!
その証拠に、国税庁のデータでは、電気やガス業界に勤めている人の年収は、600万円以上が7割を超えています。普通に業務をこなしていれば、年齢を重ねていくごとに年収600万円以上になると考えていいでしょう。
なるほど。電気とか、ガス系は年収強いですね。
年収に不満があり、4つの業界に当てはまっている場合には、一度、別の業種への転職をすすめてみてはいかがでしょうか?
保険会社の社員
年収650万円の達成はそんなに難しくない職種です。
生命保険会社の社員のメリットは、
福利厚生は非常に整っていることです。特に目立つのが住宅費補助。
転職が多くなりがちな生命保険社員には住宅の補助がでるようになっています。
生命保険会社のデメリットは?
逆に生命保険会社に転職した場合のデメリットとしては、
住宅補助が出るほどに転職が多い点です。
特に結婚して、マイホームを持った瞬間に地方に飛ばされる話は、
筆者も知人からよく聞きます。
また、営業成績が悪いと、とことん上司に怒られてしまう点。
場合によっては、上司から「契約のために休日返上で働いてね」と言い渡されることもあります。
日本にある業界的に有名な企業
日本の生命保険会社には次の会社があります。
住友生命保険
朝日生命保険
明治安田生命保険
第一生命保険
日本生命保険
太陽生命保険
富国生命保険
三井生命保険
かんぽ生命保険
オリックス生命保険
大同生命保険
結婚面においては?
転勤が多くなる傾向であることが、生活する上では足かせになりやすいですね。
当然ながら、お子さんができて幼稚園や保育園に預けているときはまだいいですが、お子さんが大きくなって学校に行くようになったときに、
「引っ越しするから、ごめん!転校になる!」とお子さんに言えば、子供からの反感を買う可能性がありますよね。
これは子供の性格によりますが、いじめの対象になってしまうことも良くあるケースです。
年収650万円を超える「証券会社」の男性
業績によっては、年収1000万円も狙えるのが証券会社の社員の特徴です
ですが、その代わりデメリットも多いです。
まず、朝7時から業務開始なので、朝は5時に起きなくてはなりません。
また、上司からの叱責も定期的にあるためストレスも尋常じゃ、ありません。
結婚面においては?
面白いことに証券会社は社内恋愛が多いです。
知人からは知人の後輩がついこの前、社内の女性と結婚したみたいで、知り合いが羨ましがってましたね。
やはり社内結婚は多いようで、婚活で証券会社勤務を見つけるのは難易度が高そうです。
性格や見た目が良い男性や女性は、社内で目を付けられる可能性は高いわけですから。
気がついたら結婚してた。
なんてことすらありえます。
実は年収650万円を超える「建築作業員」の男性
いわゆる土木業は、実はAIで代用できないというデータが出ていました。
なぜなら建設場所に機械を置くことが難しく、それらを満たす機械を作るコストを考えると現状はまだ人間がやった方が効率がいいのでしょうね。
そのため、転職するにも、結婚相手にするにも意外にも現実的な路線なんです。
また、歳を重ねていって40歳を越えていった場合、仕事ができなくなるのでは?
と予想されますが、逆にここはパワーアシストスーツの開発が進んでいるため木材の持ち上げなどの力仕事も少ない労力でこなせる未来は近く、年齢によるデメリットもなんとかなりそうです。
アイアンマンみたいですね!
しかし、結婚した場合にデメリットになることも?
早朝(5時から)の仕事になることが基本で、先輩が絶対の存在です。
上下関係からのストレスで、家庭内暴力に発展することも考えられます。木材を運べるほどの腕力です。喧嘩になって腕っ節を見せられると恐怖で動けなくなってしまうかも・・・
また、いくら機械に取って代われないといっても、60歳を越えていけば体が厳しくなりいくらパワーアシストスーツを来ていたとしても、仕事を厳しくなってくるでしょう。
ガス、電気インフラ会社の社員
40歳を越えれば年収が安定して600万円を超えることは普通の業種です。
なにせ、一般国民のインフラを支えている業種ですからね。
それぐらいないとリスクの割に合わず、逆に困ります。
ガス・電気会社の社員のデメリットも大きい?
しかし安定と引き換えに、インフラを支えている業務であるため何か問題があれば社員は出動しなくてはならない場合があります。
インフラは夜も動いています。そのため夜勤を入れられる職でもあり、生活リズムが夫婦で変わってくることを念頭においておく必要があります。
結婚する場合を考えると…
やはり、夜勤からの夫婦のすれ違いが危惧されますね。
しかし昨今の日本では珍しく安定した業種でもあるため、ここには目を瞑ってもおつりが来そう。
性格も「安定した人」「真面目な人」が多いイメージですね。悪くいうと、「面白みが少ない」と言えますが、捉え方ですね。
普通は年収650万円は現実的に50歳〜54歳の人になる
ここまで説明してきて、サラリーマンの年収が一番高くなっているのは、50歳〜54歳であることが、平成28年度の国税庁の統計調査からわかっています。
(※国税庁の民間給与実態統計調査を参照)
45~49歳も、平均633万円と年収600万円にタッチしていますね。
総合して考えると45〜54歳まで会社に勤め上げることで、国税庁のデータによると661万円の年収に到達します。もちろん平均なので絶対ではありません。
しかし、このデータは給与実態調査なので、会社に継続して勤めている方に限定で、この調査をおこなっていることです。
実は他の方法でも、年収650万円になっている職業があります。
年収650万円って、今の日本じゃ昔でいう「年収1000万円レベル」に感じるわね。
20代で年収650万円は一般企業のサラリーマンではない?
20代で年収600万円から年収650万円程度を稼ぐには、上記で挙げた職業以外の一般企業のサラリーマンでは厳しいのが現実です。
では、若くして例えば20代で年収600万円〜年収650万円を稼ぐ人は、自分で会社を興した自営業の人が、候補に上がります。
自営業であれば働いた分だけ自分に返ってきますので、中には20代で年収650万円に届く人もいます。
ですが、起業家を生み出すような教育をしていない日本教育から、自営業で650万円を稼ぐ人が生み出されるのは、確率的に圧倒的に少ないです。
では、ここからは、年収600万円〜650万円と、高収入な男性にありがちな特徴がありますので説明しておきます。
【1】話が面白かったり、説明が上手い
若いのに高給取りの人の一番分かりやすい特徴は、話をするのが上手い点です。
話し上手というのは、取引や交渉、説明を行う仕事をする上で欠かせないスキルです。証券会社や生命保険会社でも、人との関り合いは避けられませんから、話し上手なのは必須の武器といえます。
実際、上司に可愛がられるのも、顧客から契約を取るのも、自分や製品を売り込むための説明をするのも、口先ひとつで難なくこなしてしまうような人は人間関係を作るのが上手いもの。
当然、それに伴い高給取りになりやすい傾向にあります。そういった人間は会社で重宝されるためです。
もしあなたが婚活をしていて、おもしろい話をたくさん持っていたり、聞き上手だと感じる人がいれば、積極的にアプローチするべきでしょう。
【2】爪が手入れされていて綺麗
証券会社や保険会社で営業職のエリートな方であれば、資料を取引先に渡す際に、手の綺麗さや爪の綺麗さは相手の目に止まります。
それを理解しているやり手の営業職の男性ならば、爪を整えたり、場合によっては爪に透明なネイルをしている可能性があります。
あなたが婚活していて、そのような爪の見出しなみをしっかりとしている男性がいたら意識して観察していった方が良いでしょう。
【3】仕事やビジネスの話をしたがる
給与実態調査では、年収が600万円を超えるのは45歳〜54歳までの男性が多いと話しました。
なので、あまりいないとは思いますが、もし30代で年収が650万円もあるような人は、自分の仕事に自信と誇りを持っていますので、仕事のことを聞くと嬉々として話す人が多いです。
対して自分の収入に自信が無い人は仕事の話を避けようとしますので、少し話を振っただけで喜んで自分の仕事のことを話す人は、それだけで高給取りの可能性があります。
婚活を行いたいのであれば、話の内容から年収をある程度推測することもできますので、直接的に収入のことを聞いてしまうよりも、まずは仕事の内容を聞いてみる方が印象も良いでしょう。
【4】外食が多い
若くて高給取りで独身の男性は、自分ではあまり料理をしません。金銭的に余裕がある男性は、自分で料理をする必要がないのです。
また精力的に仕事に取り組んでいる人は時間的余裕も少なく、飲みに行く機会も多いので尚更です。
普段の食事の話で、手料理でもなくコンビニ弁当でもなく外食が多いという人は、高給取りかもしれません。
【5】ゴルフをやっている
かつてのバブル時代には、ゴルフは営業マンの必修科目だったそうです。
現在ではその世代の人達が企業の重役クラスになっていますので、ゴルフをやっていればそういった目上の人との話題に困りません。
自営業にしても「証券会社」や「保険の営業マン」にしても、会社での決定権を持つ目上の人と共通の話題があるのはひとつの強みになります。
そのことを知っていてゴルフをやっているような人は、若くてもやり手である可能性が十分にあります。
【6】普通の車に乗っている
車は男性のステータスのひとつです。やり手の男性はそのことをよく分かっていますので、いくら燃費が良くて税金が安くても、少なくとも軽自動車には乗りにくいです。
軽自動車に乗らない理由はいくつかあります。
営業をしている方なら、お客様や取引先を自動車に乗せる可能性があります。そこで乗り心地の悪い軽自動車では振動も大きいため失礼ですし、ビジネス上のイメージダウンにつながります。
純粋に軽自動車の維持費が安くても、イメージダウンし会社の営業利益に響くならば、お得とは言い難いです。年収650万円の高給取りな方はそこまで見通して普通以上の車を用意します。
それだけ仕事ができて営業職で、高収入の男性ほど、自分が取引先やお客様からどう見られているかを気にしています。
そんなに車に興味がなかったとしても、営業関係の職業であるならば、そこそこ普通程度の車には乗っています。
自営業でコミュニケーションを主体とするビジネスである場合は、この限りではありませんので、職種と一緒に判断するようにしてください。
収入が少なくても無理して良い車に乗っている人もいますが、やり手で高収入なのに軽自動車に乗っている人はあまり見かけません。
どんな車に乗っているかは、その人を知る大きな判断材料になります。
【7】タクシーの利用が多い
高給取りでも営業職ではない場合は、高級車に乗っている必要はないので持っていない可能性があります。
また、高級車に興味がない場合にはタクシーの利用頻度が多くなることが予想されます。
婚活パーティーや結婚相談所、婚活サイトなどを利用していて、男性がタクシーの利用が多いなと感じる場合やタクシーのレシートが目につく機会が多かった場合は少し年収650万円を疑っても良いのではないでしょうか?
【9】ハイブランドの腕時計
車と同じく、腕時計も分かりやすい男性のステータスです。
例えば家を売る営業マンがノーブランドの安っぽい腕時計をしていたら、顧客からの信頼はなかなか得られません。
日本人はブランドに弱いので、少々無理をしてでも良い腕時計を付けて羽振りが良いように見せる方が、顧客からの信頼を得やすいのです。
どんな仕事でも、結局は人との繋がり方が最重要ポイント。格好つけて自分を大きく見せている人は、やはり大きな仕事を成し遂げています。
20代で年収650万円も稼ぐ人は、自営業か証券社員かのどちらかです。
しかし、今は成功している自営業でも「会社が安定するまでに何度か地獄をみた」という人がほとんど。
それほどまでに、この日本で自営業を成功させるのは至難で並みの精神力では困難なのです。ある種狂人的な性格をしていないとプレッシャーに負けてしまいます。
かと言って、結婚するには理想的な相手であるのは「雇われでありながら年収650万円」を女性は望むかもしれませんが、この雇われながら年収650万円を稼げる男性は、現代の日本ではごく一握りしかいません。
しかも、実際にいても毎日仕事に追われて婚活している暇など無い人がほとんどです。
筆者は数多くの婚活サービスを体感してきましたが、年収650万円の男性の方は100人に3人いたら良い方です。
特に婚活サイトや婚活パーティーでは、なかなかいません。
婚活の場にはなかなかいないのよね。男性が年収650万円になるって話なら、全然転職すれば可能だけどね。
結婚相談所では、最初からその条件で絞って婚活ができるので、年収650万円の男性とお会いすることを相手がOKしてくだされば比較的容易でした。
筆者の見解としては以上となります。
もし、婚活でたくさんの男性と接する機会があれば、上記の特徴を見逃さず、数少ない高収入の男性を見つけられるように意識してみてください。
年収650万円を目指したい場合は、やっぱり転職するしかないのかな?面倒なのは確かだよね?
面倒ですけど、やリ始めないと50万円〜100万円も損しちゃいますよ?それでもいいんですか?
それは嫌ね。
現状、650万円じゃない男性は、その会社にいる限り正しく評価されてないってことですからね。ちなみに、僕が人材派遣会社と商談した中で、オススメできるなと思ったのは・・・