私は30代半ばの女性です。朝早くから夜遅くまで事務系の会社で仕事漬けの毎日です。出会いが無く焦っていたとき、通勤電車内で結婚相談所「パートナーエージェント」の広告を見て利用してみようと思いました。
ツヴァイや楽天オーネットと違ってあまり聞きなれない結婚相談所でしたが、千原ジュニアさんがイメージモデルをされていたところで、会社名は知らなくても広告のインパクトでなんとなく知っていました。
千原ジュニアさんが電撃結婚報告をしたこともあり、私は思い切ってパートナーエージェントを利用してみようと考えました。
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成婚率がズバ抜けて高いパートナーエージェント
まず無料相談に足を運び、婚活カウンセラーの説明を聞きました。登録料、初期費用、月会費とも少しお高めなのですが、他社よりも成婚率がずば抜けて高いということで、その部分に期待を込めて入会しました。
まず、大学の卒業証書や、未婚証明書を提出した後、今度は写真撮影になります。
消費税込みで2万円ほどしたと思います。登録料、初期費用と払った後だったので、少しお財布が痛かったです。
その後、婚活カウンセラーと面談をし、お相手を選ぶ際に絶対に譲れないポイントをはっきりさせていきました。
私は、優しい方を1番譲れないポイントとしました。
その他は、「真面目」「健康」「タバコを吸わない」「長男ではない」などです。
パートナーエージェントの売りは、お見合いシステム
パートナーエージェントにはデータマッチングのシステムもあるのですが、これが物凄く盛り上がっているわけではなく、データを登録するとチラホラとお相手からコンタクトがある感じです。
週に2、3人といったところでしょうか。
始めたばかりの週でこれぐらいのなので、あまり期待できないシステムかもしれません。
逆に充実しているのが、お見合いシステムです。こちらは、婚活カウンセラーが週に1回、私に合ったお相手を提案してくれるのですが、これがなかなかかけ離れていて、ちょっと困ってしまいました。
提案した中の方から最低1人は承諾して欲しいと言われ、少し強引な感じでお見合いセッティングがされていきました。結婚相談所ではこのような少し強引な対応を重視していらっしゃるのかもしれません。
理由としては結婚相談所に登録する方は奥手な方が多いという傾向があるからではないでしょうか。私もその傾向がある気がしています。
正直、ぴんとこない感じの方でしたが、せっかく結婚相談所に入会し活動しようと思ったのだからと自分にカツを入れ、お会いしてみることに。
お見合いでは、携帯などの個人情報開示はいらない
お見合いは、お相手の婚活カウンセラーと、私の婚活カウンセラーが一緒になって話し合いをし、当人たちの雰囲気や性格にあった場所、お店まで提案してくれます。
また、出会う場所もパートナーエージェント側で指定してあって、当人同士が個人情報を開示してやり取りする必要がありません。
なので、その点はとても安心できました。お相手とは有楽町でお合いすることにしました。
予約したお店は銀座のレストランだったのですが、お会いしてすぐ食事というのが嫌だったので、少し歩きながらお話ができたらいいなと思い、私と担当の婚活カウンセラーとで話合って決めました。
肝心のお相手と私の性格が合わない
お相手は、見るからに真面目そうな方でした。何事も四角四面といった性格が伝わってくるような感じの方で、少し神経質そうな印象を受けました。
経済系のシンクタンクにお務めだそうで、お仕事のことを一生懸命語ってくれましたが、話が途切れがち。
私はファッションなどの出版系のため、その手の話はあまり面白いと思えず、「なら質問でもしたらいいのかしら?」と会話を長引かせようとしましたが、うまく話がかみ合わず、最後は会話もあまりなくなってしまいました。
明らかにお互い失敗パターンだなという雰囲気がありありと伝わってきました。
翌日、担当婚活カウンセラーにお断りの旨を伝えたところ、すでに向うからお断りの話が来ていたそうで、分かっていた結果ですが、相手からお断りの結果を聞くとなんだか地味に落ち込みました。
また、お相手の印象や良かったところ、悪かったところを婚活カウンセラーに聞かれると、同時にお相手の婚活カウンセラーも私の印象や良かったこと、悪かったところをお相手は聞かれていて。
その報告が結婚相談所から数日後に上がって、なかなかシビアな報告を受けました。
しかし自分の悪いところは大人になってからだと、なかなか指摘してくれる人はいないので、前向きにとらえるようにしました。
このような報告を受けることで、今後の婚活の改善をしていくことができるというシステムだと感じますが、確かに前向きに捉えれば精魂率は上がっていくはずですので、このシステムは多くの結婚相談所に取り入れられているものと感じます。
パートナーエージェントの成婚率の高さについて
翌週にはまた新たな候補者を提案されたのですが、どうも、前回のお相手とのお見合いが尾を引いている私は積極的にはなれませんでした。
(前向きに捉えたいとは思ってもなかなかできないものですね。)
しかし、ちょっと強引な感じで婚活カウンセラーに話を進められ、「30代半ばで迷ってたら時間がもったいないですよ!」と勧められ、新たに1人のお相手と会ってみることになりました。
後々分かったことですが、パートナーエージェントの成婚率が高い理由の一つとして、かなり現実主義な言葉で婚活活動者を叱咤激励し、半ば強引とも見受けられる勧めで、お見合いのセッティングがなされるから。
なんだそうです。
数打てば当たる方式なのかもしれませんが、合わない人ばかり紹介されるとメンタルが削られるというのがあり、私にはいつの間にか苦痛に感じるようになりました。
いえこの半ば強引に・・・というのは人によっては向いている可能性もあります。なぜなら、結婚相談所に登録する時点で、登録者は婚活においてアプローチや強引さが掛けている傾向があるためです。
私もアプッローチ不足という意味で、自分自身にも心当たりがあります。
ですが同時にそういった方はメンタルも打たれ弱いという側面も併せ持つため、ぜひその側面についても理解を示していただきたかったです。
その後も、月に数名が提案され、その中から2名ほど正式紹介として男性を紹介されましたが、どうも私の求める男性とズレのある方ばかりで、10ヶ月でパートナーエージェントは退会しました。
これが私の結婚相談所の経験です。このお話を読まれている方にとって何か参考になれればとおもいます。