出会いに困ることは、現代の日本ではもう普通といっていいでしょう。
学生時代にモテてても社会人になってみると上手くいかないものです。
そこで、現代の男女の縁を出会いをサポートするサービスが大きく2つあります。それが「結婚相談所」と「婚活サイト」です。今回はその違いについて、説明したいと思います。
その前に、こんな声が聞こえてきそうです。
「合コンはなんで候補に入らないの?」
合コンが男女の出会いとして今まではベターでした。でもゴンコンは除外してください。
その理由については、最初に説明しておきます。
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まず合コンがダメな理由
合コンがダメな理由としては、合コン参加者のモチベーションにバラつきがありすぎるからです。
合コンに参加する人にはさまざな人がいます。
<1>結婚相手を探しに来ている人(いればいいけど)
<2>友達や遊べる女性を探しに来ている(結構多い)
<3>中にはパートナーはいるけれどただ飲みに来ている人(友達の付き添いとかも)
もし、結婚相手を探すのであれば、同じレベルのモチベーションを持つ人と出会わければ、結婚までの道筋は交際できても遠いです。
合コンで仮に交際まで発展しても、その男性が結婚したいとは限らないタメです。
「ねね?結婚って考えてくれてる?」
彼氏さんに、そう聞いたとしてます。
「ん。今は仕事が忙しいから、その話はまた今度考えるよ。」
で終わることがほとんどでしょう。
男性からしたら仕事で忙しい毎日を送っていたのに、彼女と楽しく過ごせるようになっただけで満足してしまう人も多いのです。
残業が多かったこの日本です。
忙しかった毎日に彩(いろどり)が持てただけでも十分と考えるのはむしろ、調子に乗っていない証拠とも考えられますね。
それに結婚は一定責任が伴いますし、親への挨拶もしなければならずそう気軽にできるものでもありません。
男性はそう考えてしまい、「せっかくの休日にまで難しいことは考えたくないよ」と思い、結婚の話題には腰が上がらなくなります。
しかし、女性側からしたら困りますよね?
「結婚して落ち着きたいからあなたと付き合ったのに!」と思うのも無理はありません。
女性はコミュニティーを大事しますから、早く結婚して同世代と話を合わせたいと思うのも普通です。
このことから、合コンで結婚へのモチベーションが低い男性と付き合うよりも、ちゃんと結婚も視野に入れて考えている堅実な男性との交際が一番現実的ではないでしょうか。
結婚したいというモチベーションを持った人達の集まる場所と言えば、いくつかに限られますが、今回は「結婚相談所」と「婚活サイト」の違いについて説明します。
結婚相談所と婚活サイトの違う所
結婚したいというモチベーションを持っている人と出会うために利用する結婚相談所と婚活サイトですが、この2つは主にどのような点が違うのでしょうか。
まずそもそも「費用」が大きく違います。
結婚相談所は入会費で1万〜40万円。
維持費・月額費でも1万円〜3万円程度かかることもありますが、婚活サイトであれば月額1000円〜5000円で済むケースが多いです。
費用面で建物代や人件費が掛かっていない点から、婚活サイトは安く利用することが可能な特徴があります。
次の違いはアドバイザーの有無です。
結婚相談所はその名の通り、結婚を相談する場所ですから、結婚相談所の運営側で条件にマッチした登録者を探してくれる特徴があります。
婚活サイトの場合だと、会員登録したのち、その登録者のプロフィールを見て、自分の希望する条件にマッチした相手を探して自分からアプローチしていくスタイルになります。
つまり、結婚相談所は待ちと協力者がいるイメージです。
逆に婚活サイトは自分からアタックしていく攻めのイメージですね。
結婚相談所を利用すべき人
費用が高額であるということもあり、結婚相談所を利用する場合は結婚への本気度がかなり高くなくてはならないでしょう。
逆に入会している男性側もかなり高いモチベーションで臨んでくるはずです。
なんせ、数十万円もお金を払ってそこに登録しているわけです。意味もなく登録なんてするはずありませんよね?
さらに言うと冷やかし目的の「サクラ」や何かを売ろうとする「業者」がいることもまずありえません。冷やかしやふざけたことをするのに、数十万円も払うのはあまりにもコストが掛かりすぎるためです。
また、婚活についてやメイクの仕方、デートの段取りまで相談できるアドバイザーがいるということもあり、内気であまり積極的に男性へのアプローチできない性格であれば、結婚相談所が向いているでしょう。
性格が奥手な人、人見知りな女性でも結婚が現実的になる方法が結婚相談所です。
婚活サイトを利用すべき人
一方で、結婚したい気持ちはあるけれど、「あくまで良い人がいたらしたいなー」という場合には婚活サイトが向いているでしょうね。
そこまで結婚に焦りはない20歳代前半(21歳、22歳、23歳、24歳、25歳程度のことを指しています。)や、
気長にマイペースで婚活を続けたいのであれば、アドバイザーがいるわけでもなく、フェイドアウトもしやすい婚活サイトは性質上、適しています。
また、学生時代もモテていた。会社に入っても交際も可能だったという経験があって、男性との付き合い方もよくわかっている。
…となれば、あとは出会いの数の問題なので婚活サイトでアプローチを自分からしていくのは、非常に相性が良いですね。
複数の婚活サイトに登録して、男性からのアプローチを待って、様子を見てみるのも余裕があればおすすめです。
理由としては、自分が婚活市場においてどれだけの価値があるのか、見定めることが可能だからです。
まず、「自分の価値を知ってみる。」「結婚できそうな男性はどれだけ」の調査として婚活サイトを利用するのは非常に効率が良い!
試しに利用するのに無料のものでもいいですが、できれば有料の方がサクラや業者もいないので、質の高い男性が多くより調査に適していますし、結婚できる可能性はお金が高ければ、それだけ可能性も高いと思っておいてください。
【関連記事】婚活サイトで男性から貰ったメールにどう返信するのがベスト?経験者が語る
結婚相談所や婚活サイトを利用することは恥ずかしい?
「結婚相談所」や「婚活サイト」が結婚相手を探すのには、一番理にかなっているのは理解できるけれど、それで結婚できて恥ずかしくないのだろうか?と思う場合もあるかと思います。
しかし、率直に言って全く気にしなくて良い問題なんです。
合コンや街コンなども多く開催されているのですから、自然な出会いなど中々ないと世の中のみなさんは、わかっています。
結婚に至った時に、もしも恥ずかしいという気持ちがあるのであれば、馴れ初めを言わないようにするか、ちょっと話し方を変えてあげるか、言っても恥ずかしくないサービスを利用すれば良いだけです。
>【関連記事】結婚相談所や婚活サイトで知り合いや友人・親戚や報告する場合のベストな対処方法7選
重要なのは、相性の良い結婚相手がいてくれることで、困った時に助け合えるパートナーがいてくれることです。
親戚や友達、会社の知り合いに馴れ初めを話すことを怯え、羞恥心を優先してしまい、その一生で大事な運命の男性となる人と会えないのが、実は一番のデメリットなのはじっくり考えるべき事柄ですよ。
婚活は真剣に行なってください
婚活サイトを利用するにしても、より本気度の高い結婚相談所を利用するにしても、利用するのであれば真剣に望みましょう。
結婚を本気で考えている人達が集まる場に、「私は結婚するつもり少しですけど?」と見栄を張り、冷やかしてしまうと、一気に場がしらけてしまいますし、そういった気持ちは相手の男性に透けて見えてしまいます。
こうなると、結婚できない負の連鎖が始まって、いずれは婚活疲れに直面し、「婚活失敗おばさん化」の人生になります。
自分にマッチした相手がいるかは利用していってじっくりと観察するべきですが、結婚相手を探す人達が安心して集う場所作りに水を差ささないように真剣に臨みたいものですね。