大学生から付き合っていても結婚できない?むしろ結婚は難しいという事実【失敗談】

現在、私は30代となりましたが、よく大学時代から付き合っていれば結婚はできる!といったような話を聞くので、そんなこともないという事実を一つお話させていただきたいと思います。

彼と出会いは大学の旅行サークルでした。

彼と初めて出会ったのは大学に入学してすぐです。
友人が入った旅行サークルに彼がいて、友人に紹介されて出会いました。
私自身は旅行サークルに入っていなかったのでそんなに頻繁に会う事はありませんでしたが、友人を介して3人で食事をしたり、一緒に買い物をしたりなどのちょっとした付き合いはありましたが、私が大学入ってすぐに彼氏が出来たのもあって、あくまでも友人として付き合っていました。

 

友人として、とても優しい彼

彼は友人として、とてもいい人でした。
私は少し人見知りな面があるのですが、そんな私の気持ちを察して自分から積極的に話しかけてくれたり、いつも周囲をよく観察して気遣っているような人でした。
私が1年付き合った恋人に浮気され別れる事になった時も、落ち込む私を必死に慰めて「友人達と一緒に傷心旅行に行こう!」と誘ってくれました。

 

私が彼に惹かれた理由

先に告白をしてきたのは彼です。

 
その時まで、私は彼を親しい友人の一人としか考えていませんでした。
告白にされてから初めて彼を男性として意識するようになり、それからは彼の今までわからなかった新たな面に気づかされる事が増えました。
友人が悪口を言っていると、さりげなく悪口相手をフォローして険悪にならないようにしていたり。
私が待ち合わせに30分近くも遅刻をしてしまった時も、けして怒らずに許してくれたり。
彼の告白にはっきりとした態度をせずに、曖昧に誤魔化していた私を責める事もしません。
そんな彼の、優しくて周りの気遣いが出来るという一面に気づき、私は彼に異性として初めて惹かれました。

 

彼と破局の理由

20歳で彼と交際を始め、その関係は社会人になっても続きました。
大学時代と違い働く会社も離れてしまいましたが、それでも交際は順調でした。
今思えば、交際が続けられたのも優しすぎる彼が沢山の我慢をしていた結果に成り立っていたものだとわかります。
社会人になった私は、仕事の忙しさにかまけて彼との関係を大事にする気持ちを忘れていました。
仕事が忙しいからと仕事終わりに会うのを断ったり、何度も休日のデートを遅刻したり。
彼との関係が当たり前すぎて、優しい彼なら何でも許してくれると勝手に思い込んでいました。
だから、彼から「もう俺の事好きじゃないでしょ」と別れを切り出させるのは、今思えば当たり前の事です。

 

なぜ結婚できなかったのか?

正直、彼との結婚は何度も考えました。彼と結婚の話をしたことは何度もあります。
しかし、結局は「今仕事が忙しいから落ち着いてからでいい」で話は終わっていました。
今思えば、彼と私は別れるはずはない、だから結婚の話は後でもいいやという「驕り」もありました。
いつでも結婚は出来るし、みたいに思っていました。

 

学生から付き合って結婚する事に対して思うこと

学生から付き合い続けるとその関係が当たり前すぎて、大事にしよう、彼ならわかってくれると驕りを持ってしまうのかなと思いました。
恋人としてというより、長年連れ添った夫婦みたいになってしまうのかなと。
だから、学生時代から付き合い続けて結婚した人は凄いなと思います。

なかなか難しいことだと感じます。