私がアメリカ人と交際し、その後に結婚。しかし離婚にまで至った経緯をお話していきたいと思います。
国際結婚をするというのは想像している以上に苦痛が伴います。
国際結婚をしようとしている人、また普通に自分と合った日本人の男性を探した方が良いのではないかと悩まれている方に今回の私の経験は参考になれると思います。
国際結婚しようと思った理由
私は、中学生の時に、親の仕事の理由でアメリカに3年ほど滞在していました。
アメリカの学校で出会った、4つ上の先輩とお付き合いするようになり、私が日本に戻ってきてからもお付き合いは続いていました。
アメリカに旅行に行った際、彼と合ってプロポーズされたので、私たちは結婚したというわけです。
まだ未成年ですが、ただ好きという理由だけで結婚しました。
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親のいうことはきちんと聞けばよかった。
両親は、アメリカにいるときに彼と付き合っていたということは知っていたのですが、認めてくれているわけではなかったです。
それは、彼が嫌だとかそういうことではなく、
結婚等の将来のことを考えたときに、相手が外国人だと、通じ合えない部分もある
のではないかということでした。
また、両親同士が、アメリカと日本だとなかなか話ができないだとかで、両方の両親は結婚に反対でした。
ほぼ、無理やり押し切ったという形で結婚したので、未だに、自分の両親にも、彼の両親にも、協力は得られておらず、
どんな顔で会ったらいいかわからないということもあり、生活が大変なこともあります。
結婚というのは、自分たちの気持ちが一番だとは思いますが、やはり協力者というのも必要になります。
両親の協力を得たり、これからの関係を考える上で、しっかりと両親の気持ちというのを聞き、それを説得できるような力がもっと必要だったと思います。
別の方もやはり国際結婚は大変な苦労をしていると聞きます。
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一番大変なこと。
一番大変なことと言えば、やはり文化や言語の違いです。
彼はキリスト教徒なので、日曜日には協会に行く習慣というのがあります。
しかし私は、自分が信じている宗教というのは特になく、自分は行かなくていいと思っていました。
しかし彼は、私も行くもんだと思っていたそうで、宗教観で、もめることがありました。
言語の違いと言えば、家の中では、たいてい日本語を使っていますが、
日本語の説明では難しいこともあり、しかし、英語では伝えきれないというものがあります。
そんなときに、うまく気持ちが伝えられないまま過ごすというのはとても大変ですし、些細なことで喧嘩になったりします。
また、仕事が定時で終わらないというのがアメリカでは不思議だそうで、私の仕事に対して、あまり理解されていません。
国際結婚はよく考えよう。
国際結婚をする上で一番思ったことは、もっとよく考えたらよかったということです。
結婚した当時は、今が幸せならそれでいいという気持ちで、先のことをよく考えていませんでした。
結婚するときには気持ちが高まって、冷静な判断というのはできず、感情が体を動かしている状態です。
そんな時こそ冷静に、
・自分と相手の言語のこと、
・両親のこと、
・自国と相手国の文化のこと、
・貯蓄や収入額などのお金のこと
それぞれの生活に欠かせない要素をしっかりと話し合いお互いに考えることが必要でした。
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国際結婚はぶっちゃけどうなの?
国際結婚を経験してきた私としては、国際結婚は正直なところ辛いことの方が多いと思います。
彼と付き合っている時と彼と結婚するというのでは、生活の内容が全く違うので、お互いにすれ違いが多くなります。
そのすれ違いがストレスとなり、喧嘩は多くなりますし、一緒にいることが辛くなってきます。
だからこそ、どうしても国際結婚したい場合には、パートナーとのコミュニケーションは付き合っている段階からきちんととって、お互いに理解し合うことが可能な道を選んでください。
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