【国際結婚の失敗】アメリカハーフの男性に言葉のDVを受け離婚に至った話【体験談】

私はアメリカ人とフランス人のハーフの男性と一時、国際結婚をしました。しかし、それも長くは続きませんでした。

国際結婚に夢を見ている女性の方の参考になればいいと思って執筆させていただきます。

 

私が外国人との結婚を望んだ理由について

 

私は学生時代から洋画が大好きで、毎日一本の洋画を見るような高校生でした。

外国人、外国にとても興味がありました。留学もしてみたかったんですが、家庭の事情でそれはできませんでした。

 
そして、大学のため上京をし、友人に外国人がよく来るクラブに誘われました。
私は外国人と付き合ったこともなかったし、まともに話したこともなかったんですが、クラブに行くとそこは日本なのかと思うほど、外国人だらけ。

 
そしてそこではじめて外国人と知り合い、交際がはじまります。
それ以降、外国人にしか魅力を感じなくなり、恋愛対象は外国人のみ、となりました。

 
そして、結婚するなら絶対に外国人と思っていました。
異なった外見、異なった文化、そして、ワールドワイドな視野などがとても魅力だったんです。

 

 

国際結婚の相手との出会い

 

そんな私は20代後半にさしかかり、本気で結婚を視野に入れた外国人パートナーが欲しくなりました。クラブなどの出会いはどれもこれも、うまくいかないものばかり。しかも、遊びも多い。

 
そういった理由で、インターネットでも探しはじめました。
そして、とあるサイトにて、アメリカ人だと名乗る、欧州に住む医学生と出会ったのです。

 

 

ハーフの彼と恋愛に発展していった

 

父親がアメリカ人で母親がフランス人、父親は他界している、という相手。私よりも一回り年上。

 
過去に日本に住んでいたらしく、日本語も含め6国語が堪能でした。毎日話すようになり、だんだんと彼にひかれていきました。
向こうも「私にとても惹かれた」と言います。

 
そして、まだ会ってはいないものの、サイバー的な交際になっていきました。
その後、彼が通訳のバイトで日本に来るので、会いたいといってきました。

 

 

私は迷うことなく、彼に会うことに決めました。

 

運命的な出会いを示唆する彼の手口

 

実際に会って、とても彼にひかれ、向こうも猛烈にアプローチをしてきました。
二人は運命的な出会いだ、前世でつながっていた人だ、とそういった言葉をたくさん言われました。

 

過去の女性を引き合いにだされ、嫉妬をさせるようなことをわざと言われ、そして本当の運命の相手は私だと言う、私も恋をしていて、彼にベタボレになってしまいました。

 
しかも、超遠距離恋愛でなかなか会えないと思うとさらに燃え上がったんです。

 

 

その後、彼は医大を卒業するにあたり、お金がたりないことを言ってきました。私は困っているのは助けなくちゃと思い、そのお金を彼に送金しました。

 
そして、また日本に会いに来てくれた時も、飛行機代でお金がなくなった、と言われ、お金を渡しました。

卒業後、アメリカにて医師がしたいが、アメリカの国家試験を受けなくちゃいけないので、勉強が必要だと説得され、なおかつ卒業後は、試験合格まで私の元にいたい、いつか一緒にアメリカに行きたい、と言われ、彼は日本に来ました。

 
そして私と一緒に日本で住みはじめたのです。
その時、過去に日本人の妻がいて、その際に永住権をとったことを聞きました。

 

 

結婚、そしてアメリカに渡米した私

 

私は彼のために一生懸命働き、彼はずっと試験勉強に明け暮れていました。
近い将来、アメリカの医師になり楽にさせてあげる、と言われて頑なに信じていました。

 
そして、彼は無職のまま入籍をします。

 

 

彼がアメリカの知人を介して、アメリカの大学病院での仕事をもらいました。以前、アメリカの国家試験はクリアしていないものの、外国人医師の研究者としてです。

 

 

そして、それに伴い私もグリーンカードを取得しました。

 

 

その時に判明したことは、彼は過去にアメリカ人と双方の合理的な理由で偽装結婚をしており、その際にグリーンカードを取得、そして市民権も取り、名前もアメリカ名に変えていたことです。

 
本当はイスラム系のフランス人で、父親がアメリカ人というのも嘘。出世名はイスラム系の名前。

 

 

ショックを受けましたが、今まで三年もサポートをしてきたし、渡米も決まり今更、って時期でした。
彼の過去を受け入れました。

 
そして、渡米しました。渡米資金は、すべて私サイドからのものでした。

 

 

彼からの言葉のDVとそして「離婚」

 

渡米してから、私は主婦になりました。
自分(彼)は仕事をしているが、主婦でお金を稼げない私に腹が立ったのでしょう。はじまったのは彼からの言葉の暴力です。

 
そして、何かと重篤な理由をつけて、2、3ヶ月ほど長期でフランスの実家に戻ることを繰り返すようになりました。

 

私はアメリカで一人。それが二年続きました。

そして、彼の浮気が判明しました。

 
彼からのメールのIPアドレスをたどると、そこは日本。いつも同じ場所からの送信。
彼はフランスに戻ると嘘をついて、日本の愛人のところに身をよせていたのです。

 

 

その後、壮絶な経緯があり、結果として離婚しました。

国際結婚の難しさ。言われたことは真実か嘘か。

 

国際結婚となると、国が違うわけです。見えないところでの彼の姿というのは、彼の口から聞くしかありません。

 

ましてや、私の場合英語しかできませんので、非英語圏の出身であれば、彼の周りの友人や家族と言葉が通じません。過去の結婚なども、外国人は戸籍がないため、なかなかわかりません。

 
そして、外国人の中には日本人女性を便利な金づるとして利用する人もいるのです。当の日本人女性は、完全に信じているし、彼のことを愛しているため、この手口には気がつきにくいのです。

 

 

今回は結果的に、私は結婚詐欺にあったような気分です。
彼は私を利用していただけだと思います。

 
後にわかったことですが、彼の浮気相手は日本人の40代後半の独身女性医師でした。大学の教授をし、様々な団体の代表をしている名誉も地位もお金もある方だそうです。

 

そして、彼女のコネで日本の大学病院にてアルバイトをしながら、養ってもらっているようです。

 

 

これから国際結婚を考えている人は、今一度パートナーの過去などをしっかりと把握してから結婚をすることだと思います。