【旦那と結婚に至るまで】大阪から東京に転勤になるのだけ厳しかった

旦那様との出会い

旦那様との出会いは友人の結婚式でした。30歳を迎えたばかりの私のまわりは、その時まさに結婚ラッシュでした。20代の終わりにパートナーと別れた私は、当時なかなか良い人と巡り会えずにいました。

 

そんな中、毎月のように結婚式に参列し、幸せそうな友人達を見ると嬉しい気持ちの反面、複雑な気持ちになることもしばしばありました。

 

しかしその時ばかりは違いました。その日は学生時代の頃からずっと仲の良い親友の結婚式だったのですが、その友人の結婚に至るまでの経緯や努力を良く知っていたので、複雑な気持ちはいっさいありませんでした。その日を迎えられて心の底から嬉しい気持ちでいっぱいでした。

 

パーティの幹事も引き受け、なんとか良いパーティにしようと必死でした。そんな私のポジティブな気持ちが、自分自身の幸運まで知らず知らずのうちに引きつけたのかもしれません。現在の旦那様は新郎側の幹事だったのです。

 

出会いから初デートまで

新郎側と新婦側の幹事ですでに連絡先は交換していました。パーティが無事終わった翌日、彼からお疲れ様メールが届きました。正直当日の私はプログラムをミスなく進行することに必死だったため、あまり新郎側の幹事とコミュニケーションもとれていなかったので驚きました。

 

しかしそのメールの内容から、人柄の良さが伝わりました。食事に誘われた私は、翌週に会う約束をしました。

交際に至るまで

私は若干人見知りのところがあるのですが、彼に対しては何故だか初めてのデートの時から自然に素の自分を出す事ができました。彼はパーティーの日に私に一目惚れをしたと言いました。

 

最初は軽いノリで言っているのかと思ったのですが、一緒にいるうちにその態度や言葉に真剣さを感じるようになったのです。そして数回デートを重ねるうちに、お付き合いが始まりました。

 

結婚を意識し出した理由

現在の旦那様との結婚の決めてとなったのは、彼の圧倒的な優しさでした。私が今までお付き合いしてきた男性は皆、出会った当初は優しいのですが次第に付き合いに慣れてくると、優しさを感じる場面が少なくなっていきました。

 

しかし、彼は違いました。出会った時よりも付き合いが深くなればなる程、優しさを感じるようになりました。決めてとなったのは私が熱を出して苦しんでいる時、一晩中私が寝付くまでつきっきりで看病してくれた時でした。

 

私に対してこんなにつくしてくれるこの人を幸せにしてあげたい、と感じたのです。自分が幸せにしてあげたいと思った男性は彼が初めてでした。

 

 

結婚までの葛藤

ただひとつだけ、結婚に至るまでの葛藤がありました。彼が結婚と同時に大阪から東京に転勤することになったので、私は生まれ育った地元を離れなければならなくなりました。しかし、その迷いも旦那様の優しさがあればどうにかやっていけるだろうと、前向きに考えるようになりました。

 

 

結婚してからの生活

生活も環境も一気に変わり、初めはすべてのことに戸惑ってばかりでした。しかし、私の欠点もすべて受け入れて、いつも支えてくれる優しいパートナーがいることで、心に余裕が持てるようになりました。今では何気ない毎日を2人で過ごせることが何よりの幸せです。